新訳 不安の概念 (平凡社ライブラリー) [ セーレン.キルケゴール ]

新訳 不安の概念 (平凡社ライブラリー) [ セーレン.キルケゴール ]

平凡社ライブラリー セーレン.キルケゴール 村上 恭一 平凡社シンヤク フアンノガイネン セーレン キルケゴール ムラカミ キョウイチ 発行年月:2019年06月12日 予約締切日:2019年04月27日 ページ数:416p サイズ:全集・双書 ISBN:9784582768824 キルケゴール,セーレン(Kierkegaard,Soren) 1813ー1855。

デンマークの哲学者・思想家。

コペンハーゲンの富裕な商家に生まれた。

当時、デンマークで支配的だったキリスト教会の形式性と、ヘーゲルとヘーゲル学派の哲学の抽象性・一般性を痛烈に批判し、個体としての人間の生に立脚して思考した。

その思考は、ハイデガーをはじめのちに実存主義とよばれる哲学者たちに巨大な影響を与えた 村上恭一(ムラカミキョウイチ) 1936年、愛媛県生まれ。

早稲田大学大学院博士課程修了。

専攻、近代西洋哲学。

法政大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 緒論/第1章 原罪の前提としての不安/第2章 原罪の結果としての不安/第3章 罪意識を欠く罪の結果としての不安/第4章 罪の不安、あるいは個体における罪の結果としての不安/第5章 信仰による救いの手としての不安 十九世紀のコペンハーゲンを支配するヘーゲル哲学の抽象性・一般性を痛烈に批判、当時のキリスト教会の形式性に反発し、新たにしのび込まんとするニヒリズム思想に抗して、具体的な個体としての人間の生に立脚しつつ不安という概念を焦点化する。

原罪、罪とその意識の問題を、個々の多様な経験に照らして、信仰と精神の自由の地点まで掘り下げる思考。

本 人文・思想・社会 哲学・思想 西洋哲学


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